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【シカク出版】せきしろ『宇宙の果てには売店がある 生活感のあるSF掌編集』4月23日発売!

書籍情報

《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》

《アンドロイドとの飲み会。アンドロイド達が僕にはわからない「アンドロイドあるある」で盛り上がっている。 》

《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》

《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》

自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地!
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。

数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。

「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。
SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。
――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より


刊行日  2025年4月23日発売予定
仕様   B7サイズ 256ページ ソフトカバー
価格   1800円+税
ISBN   978-4-909004-83-3 C0093

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目次

《超掌編連作》
宇宙に散らばる161個の断片
タイムマシンの経年変化
銀河鉄道の終電

《掌編》
2100年の眼鏡 / おもしろい話 / タイムマシン展
テレパシー / パラレルワールド / ブーケトス
ループ飯 / 花言葉 / 見送る / 時間を止める
天才チンパンジー

《解説》
上田誠(ヨーロッパ企画)

店舗限定特典

一部の店舗限定で、本書未収録の作品が掲載されたランダム栞の特典がつきます!

対象店舗

シカク(大阪の店舗・オンラインショップ
および直接お取引の書店様

※書店のリストは後日更新いたします。
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イベント・手売り販売予定

5/11(日)お昼 文学フリマ東京40

日時2025年5月11日(日) 12:00〜17:00
入場料1,000円
会場東京ビッグサイト 南1-4ホール
詳細https://bunfree.net/event/tokyo40/

5/11(日)夜 企画ナイト18

日時2025年5月11日(日) 18:00 開演 ( 17:40 開場 )
入場料3000円
会場座・高円寺2 (東京都)
出演せきしろ / 上田誠 / バッファロー吾郎A / 酒井善史
内容作家せきしろとヨーロッパ企画上田誠が、発表したい企画を披露するトークイベント。
コロナとか色々あって4年7ヶ月ぶりに開催だそうです!
コロナ禍にリモートでやった時の動画はこちら
ご予約https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2509481&rlsCd=001

5/16〜18 せきしろ企画グループ展『莫大な言葉の断片』(仮)

日程2025年5月16日〜18日(仮)
会場都内某所
内容せきしろが企画する言葉の展示。詳細は追ってお知らせします!

6/28〜29 大阪・京都でイベント

内容大阪と京都で何かのイベントをします。詳細は追ってお知らせします!

著者プロフィール

せきしろ

1970年、北海道生まれ。作家、自由律俳句俳人。主な著書に『去年ルノアールで』『バスは北を進む』『放哉の本を読まずに孤独』など。近著に自由律俳句集『そんな言葉があることを忘れていた』。また又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『蕎麦湯が来ない』などがある。

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